「Mさん 次くらいになると思うから通知が来たら電話してください。うちで打てます」
2週間ほどで通知が届いたから早速電話した。
「こちらで決めた日にちと時間に来ることができますか」
「はい行きます。主人も一緒にお願いできますか」
「ご主人はかかってないからお引き受けできません」
電話が混み合って繋がらない。ネットのやり方がわからない。スマホは持っていない。マイナスニュースばかり。友もラインで申し込みの途中で繋がらなくなったと言っていた。そんな苦労は一切なしで受けられるのは大変有り難い。
さて第一回め 6月17日当日 迎えてくれたのは この花 ジャカランタ
通称「花のお医者さん」のクリニック
花壇は四季折々に美しい花が咲きみだれ患者さんの心を癒やしてくれる。
ジャカランタは植えて15年めに花が咲いたそうです。
先生は
「年金で暮す方が楽なんですが、辞めないでという患者さんがいるあいだは辞められません」と笑って仰る。市の接種会場リストには載ってなくかかりつけ患者だけが接種を受けられる。お人柄を慕ってお年寄りが多いから若い人はあまり見かけない。
長椅子がカギカッコのように配置された待合室で私の番は2番目
「普段ズボン履かないから歩けないよ」と3番目のお婆さんが来る
「ここにおいで ちっとも痛くないよ」と1番目
お婆さんはご主人を介護していて抱えたりするから肩が下がってしまった。腰も曲りズボンが長くなって歩きづらいともたもた引き摺っている。次々に受ける人々が来る。
チクッと「もう終わったんですか」注射針が細いからか痛みもなくあっという間でした。待合室で世間話をしてる間に15分経ち「はい いいですよ」
「二回目でまた会いましょう」 田舎の良いところは誰とでもすぐ仲良くなること
夜になって腕が腫れて痛み出す。無性に眠く倦怠感
私は右利きだから無意識に左肩をだした。日本人は右利きが多いと言われているが看護師さんも当然のように左肩に打った。翌日はだるくて倦怠感マックス
起こるかもしれない体の症状 出るわ出るわ
□ 注射した部位の痛み、腫れ □ 筋肉や関節の痛み(階段が登れなかった)
□ 頭痛 □ 疲労 発熱はなかったな。接種2日後にやっともとに戻りました。
息子が言うには
「今あなたの体で免疫をバリバリ食って抗体を作っている。体調不良は当たり前だよ」あのお婆さんは左利きだと言っていた。右腕に打って貰ったかな。
ご主人を抱えること出来たかな。
次回 7月8日 会えるのを楽しみにしています。